日々の仕事について
2013年8月15日木曜日
2013年8月6日火曜日
ご無沙汰しています・・・
お仕事ブログ、長らく更新をサボっていました。
すっかり夏の陽気になり、この時期はたいがいのものはご自宅でお洗濯する事が多いと思います。
つまり、クリーニング店は仕事が少なくなるという事です。
商売で言う所の二八です。2月8月はヒマになるという意味です。
遊んでばかりいる訳ではありません。
この時期だからこそやるべき事はたくさんあります。
機械の手入れ、ポスティングによる宣伝、シミ抜きや色掛けのお勉強・・・
毎日疲れています。
日々数々のシミ抜きをする訳ですが、クリーニング屋の本能とでもいうか、とにかくシミを見ると真っ先にやっつけたくなる衝動に駆られる。
シミ抜きをして、ふと気が付くと写真を撮るのを忘れている(笑)。
今後も、主にシミ抜きのビフォーアフターをブログに掲載しますのでよろしくお願いします。
2013年7月20日土曜日
色掛けその2
引き続き色掛けのお勉強です。
下のシャツは、私の私物です。海外で購入したもので、日本では手に入らない貴重な品物ですが・・・作業中に漂白剤が跳ねてしまったようです(泣)。
拡大するとこんな感じです。
説明すると少々長くなりますが、このシャツは一見グレーのように見えますが、実は紫色です。
紫は、「赤」と「青」を混合してできる色です。そしてこのシャツの場合、混合された「赤」と「青」のうち、「青」だけが脱色して、生地に「赤」だけがわずかに残った状態です。写真ではわかりづらいですが、ピンクに近い赤です。
お客様の中にも経験をお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんが、紫や紺系の服が何らかの理由で脱色して、脱色したフチの部分だけが赤くなっているという事がままあります。これは赤と混合されたもう一方の色だけが脱色して、赤だけが生地に残っているからです。
青は、色の中で一番脱色しやすいので、シミ抜き等で脱色する場合、このような状態になる事が多いです。色掛けに使用する染料も青を使用する場合がほとんどです。
この品物の場合、生地に「紫」を塗るのではなく、「青」を塗ります。生地に残ったわずかな赤に青を掛け合わせて本来の生地の色に近付けるわけです。
筆を使用しますが、染料をたっぷり含ませ過ぎると生地が染料を吸い過ぎてしまうので、必要最小限の量だけ筆に染料をつけます。
薄い青を塗って、その場でドライヤーで乾かして、状態を確認しながら重ね塗りを何度も繰り返していきます。下の写真は途中経過です。
だいぶ良くなってきましたが、まだまだです。この状態になるまでかなりの時間と根気を必要とします。途中、青が強くなり過ぎてしまったので、今度は赤を塗って色合いを調整します。どうにか下の状態までこぎつけました。最初の写真と比べてみてください。
写真ではわかりづらいですが、まだ完璧ではありません。今の私の技術ではこのあたりが限界です。しかし、どんなに熟練した職人でも、完璧にわからなくするのは困難を極めます。少なくとも私は色掛けに関してはまだ見習いレベルです。。
2013年7月17日水曜日
色掛け
お世話になっております。
色掛けのお話ですが、シミ抜きを実践していると、その部分だけ色が白っぽくなってしまう事がままあります。
「あとちょっとでシミが落ちる」と思い頑張り過ぎた結果、一線を越えてしまい色まで落としてしまう・・
そんな時に色掛けをします。
上の写真はジーンズに付いた茶色いシミを落として色が抜けてしまいました。明らかに白っぽくなっています。この部分に染料を薄く薄く塗って乾燥させる作業を繰り返し、徐々に色合いを元に戻していきます。
この品物の場合、染料は極薄の黒を使用しました。根気良く重ね塗りをした結果、ほとんどわからなくなりました。
正直に申しますと、色掛けはまだ経験が浅く、ここまでうまくいったのは今回が初めてです。しかしながら、どんなものでも色掛けができるという訳ではありません。生地の地色が濃いものほど色掛け難度は高くなります。
使用する染料の選定、薄める度合い、塗り方など、まだまだ経験と学習を重ねる必要があります。今後も技術の研鑽に努めて参ります。。
色掛けのお話ですが、シミ抜きを実践していると、その部分だけ色が白っぽくなってしまう事がままあります。
「あとちょっとでシミが落ちる」と思い頑張り過ぎた結果、一線を越えてしまい色まで落としてしまう・・
そんな時に色掛けをします。
上の写真はジーンズに付いた茶色いシミを落として色が抜けてしまいました。明らかに白っぽくなっています。この部分に染料を薄く薄く塗って乾燥させる作業を繰り返し、徐々に色合いを元に戻していきます。
この品物の場合、染料は極薄の黒を使用しました。根気良く重ね塗りをした結果、ほとんどわからなくなりました。
正直に申しますと、色掛けはまだ経験が浅く、ここまでうまくいったのは今回が初めてです。しかしながら、どんなものでも色掛けができるという訳ではありません。生地の地色が濃いものほど色掛け難度は高くなります。
使用する染料の選定、薄める度合い、塗り方など、まだまだ経験と学習を重ねる必要があります。今後も技術の研鑽に努めて参ります。。
2013年7月6日土曜日
久々更新
ほとんど更新していませんでした。年々やる事が増えて忙しくなっています。
この一ヶ月だけでも、ご新規のお客様が連日の様にお見えになり、大変ありがたい事です。日々激務を送っていますが、毎日こんな感じで仕事しています。。。
2013年6月12日水曜日
革製品
皮手袋をお預かりしました。
手袋などの小物は、革製品でもドライクリーニングします。
色が流れ出やすいものとそうでないものがあるので、そこは経験で判断します。乾燥機は絶対禁止で、自然乾燥します。しかし革は、どんなに静かな洗いをしても、若干色が褪せてしまいます。
そこで、艶出しクリームを使用します。クリームを使用する事で、革本来のやわらかさが戻ると同時に、表面に浮き出て白っぽくなった色が再び沈んで複色できます。
写真左が艶出し前で、右が艶出し後です。写真だと少々わかりにくいかもしれませんが・・
皮製手袋は¥800でお預かりしています。
2013年6月6日木曜日
袴
剣道袴をお預かりしました。
シミだらけだったのですが、なぜか洗浄前の写真がメモリーから飛んでしまい、残念ながら洗浄後の写真しかありません。
腰板の部分は汗を最も吸うところで、洗浄前は表面が白く潮を吹いていました。洗浄前に乾燥した状態でブラシがけをして物理的作用で落ちる汚れを全て落とします。
前もシミだらけでした。藍染は最も染色が弱く、通常の洗濯のように洗濯層で回転させると色落ちして、藍色が水色に近い色になってしまいます。従って、水洗いでは洗剤は使用しません。洗剤を使用すると、すすぎの段階で洗濯層で回転させなければならなくなり、その時にどうしても色落ちしてしまうからです。
洗剤は入れず、ぬるま湯に静かに沈めるだけです。しかし上の写真の袴は、汚れがかなりきつい為、やむを得ず洗剤を使用しました。目立つシミに必要最小限の洗剤を塗り、スチームで熱を加えてからぬるま湯で洗いました。
色落ちは最小限で済み、シミもとれました。もちろん最後はアイロンプレスでヒダを下までピシッと押さえます。洗濯前の写真がないのが残念でなりません・・
「継続力也」
とてもいい言葉ですね。
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